【12月2日】1200年以上の歴史ある神社の大祭に参加し地域の人と一体になる旅


前日の準備の様子

木幡の幡祭り

祭りの舞台「隠津島神社」




祭り・イベント
- 予約数
- ※こちらのプランは1~8名様までお申込み可能です。
プランの説明
平安時代から続くお祭りに参加!地元の人と一緒に祭りを作り上げる感動体験
福島県二本松市木幡地区で年に一度開催される「木幡の幡祭り」。その歴史は古く地元の大切な行事として1000年近く続いているお祭りです。今回の企画では、前日の準備から加わり夜に行われる身体を清める儀式(水垢離)も体験します。
祭り当日は幡を担いで木幡山の山頂にある神社の本殿を目指して歩きます。2日間に渡って地元の方と酒を酌み交わし、地域の食・文化・伝統に触れる旅。最後は、地元の皆さんとの別れが惜しくなる感動体験です。
もてなされる旅ではなく、地元の人に溶け込み一緒に祭りを盛り上げていただきます。
【こんな方におすすめです】
・伝統行事に参加してみたい方
・地元の人との交流を楽しみたい方
・お祭りや自然、田舎が好きな方
・飲んで騒ぐのが好きな方(飲めなくてもOK)
福島県二本松市(木幡地区)
福島県二本松市木幡地区は、里山の風景が広がる中山間地域。古くから養蚕が盛んな場所でしたが、養蚕業の衰退と共に少量他品目栽培の有機農業を確立しました。使われなくなった桑の葉を活用した加工品の開発なども行われています。
《旅行代金》19,800円
あうたびは、地域の人に会うことをテーマにした旅です。その土地の人に会い、美味いもの食べ、酒を酌み交わし交流する旅。ツアーを通じて、地域の人と繋がり日本中が親戚のような関係になることを目指します。普通のツアーでは決して訪れない、味わうことの出来ない人々との交流や特別な体験をお楽しみ下さい。
※お一人様(30〜60代の男女)でご参加の方も多いので、どなたでも気軽にご参加いただけます。
木幡の幡祭り

約960年前の天喜3年(西暦1055年)、源頼義とその子義家が陸奥地方で安倍一族との戦いに敗れ、数人の兵士とともに農家で休んでいました。その夜、天女が夢に現れ「弁財天宮で祈願すれば勝利が得られるでしょう。」と告げました。

頼義父子は敗戦を覚悟していましたが、天女のお告げに従い、神社で戦勝を祈願しました。その夜、雪が降り、山の木々は白い旗のように見え、安倍貞任らの敵軍は源氏の大軍と誤解し、退却しました。

この出来事が陸奥地方の平定の原因となり、天皇はこの山を「木幡山」、寺院を「治陸寺」と名付け、宸筆(しんぴつ)の額を授けました。その後、地元の人々は神仏の加護を信じ、源氏の白旗を模した幡を木幡山と羽山神社に奉納し、これが「木幡の幡祭り」として950年以上にわたり続いています。平成17年にはこの祭りが「国の重要無形民族文化財」として指定され、伝統を守る大切な祭りとなっています。

祭りの指揮を執るのは、62代宮司の安部匡俊(まさとし)さん(右)と63代禰宜の安部章匡(あきまさ)さん(右)。
祭りの舞台「隠津島神社」

隠津島神社は、神護景雲3年(769年)に宗像の三女神を御祭神として勧請されました。大同年間(806年)には、平城天皇の勅願によって弁天堂が建てられ、神仏混淆の社となり、後世には木幡の弁天様と呼ばれ庶民に親しまれるようになりました。

天正13年(1585年)伊達政宗によって隠津島神社は全山が炎上し、本社と末社はすべて焼失しました。しかし、藩主や一般の人々の信仰心が非常に厚く、神社は再建されました。明治時代になると、神仏分離令に従い、別当であった治陸寺は廃止され、神社は厳島神社として呼ばれました。その後、明治35年に神社名を隠津島神社に復旧し、明治40年には県社に指定されました。

大東亜戦争が終結した後、神道指令に基づいて、隠津島神社は宗教法人として登録され、かつての社格(元県社)は解消されました。2017年に世界遺産登録をされた福岡県宗像大社の分社にあたり、平和、幸福、知恵、縁結びの神として幅広く信仰されています。

幡祭りに使う幡は、毎年新しく手作りをしています。地元のお母さんたちに混ざって幡を縫う作業をお手伝。

幡を括り付ける竿につかう竹も近くの山に入って毎年新しく伐採してきます。

伐採してきた竹に藁を巻き付けていきます。色々と教えていただきながら準備をしていると地元の皆さんと溶け込み仲良くなります。
17:00 水垢離(みずごり)を体験

祭り前夜の儀式として、神社の池で水垢離(みずごり)が行われます。水垢離とは、神仏に祈願する際に冷水を浴びて、体の穢れを祓う行為。桶で13杯、17杯、23杯など奇数回浴びるのが通例となっております。

この季節の気温は、温かくても2〜3℃、場合によっては氷点下の時もあります。真冬の凛とした空気の中で、水垢離は行われます。まずは、ふんどし姿で軽く身体を動かし温めます。次に「えーさー!えーさー!」の掛け声と共にさらに気合を入れていきます。テンションが最高潮になったところで、全員一斉に冷水をかぶります。(女性は見学のみとなります)

褌の巻き方は、地元の方が教えてくれますので褌初心者の方も安心です。
19:00 地元の方との直会(懇親会)

水垢離の後は、先ほど祭りの準備をお手伝いした堂舎(集落)の直会(なおらい)へお邪魔します。祭りの前夜祭として、地元の方々との懇親会をお楽しみ下さい。田舎料理と福島の地酒で盛り上がります。※直会とは、お供え物を神職や参列者が頂く事。

地元の方との交流がこの旅の醍醐味です。直会終了後は、農家民宿へ移動して宿の方との交流もお楽しみください。
【2日目】 8:00 幡祭りスタート

地元の方と同じ衣装に着替えていよいよ幡祭りがスタート。出立式では、総大将や宮司の挨拶があります。

朝から御神酒を飲んで気合いを入れます。御神酒は、次々と注がれるので自分のペースで無理をしないように。笑

幡行列の行く先では、太鼓の演奏などもあり祭りを盛り上げます。

山頂を目指す幡行列。上り坂が続く山道を進むので、歩きやすい靴でご参加ください。
権立による胎内くぐり(成人の儀式)
「お山かけ」で行われる成人儀式のひとつ。羽山神社の少し手前に「胎内くぐり岩」があるが、権立はここで太刀と袈裟を納め、岩の間を抜ける「胎内くぐり」を行う。木幡地区の男子は、この祭りに権立として参加し、この儀礼を行わないと一人前として認められなかった。
◎権立(ごんだち)
幡祭りに初めて参加をする者を権立と呼ぶ。衣装は、母親などが着た襦袢か赤地の着物など。これを着ることにより穢れを祓って一人前になれるとされる。権立は必ず「太刀」と「袈裟」を付ける。太刀は男根を象ったもので、木を削って作られている。袈裟は、三つ編みした縄に紙花を付けて縛り首にかける。
隠津島神社参拝(万歳三唱)

隠津島神社の本殿へ到着。こちらで参拝、万歳三唱をして祭りは終了となります。祭りの準備から始まり、前夜の懇親会、お酒を酌み交わしながらの幡行列。重たい幡を持ちお酒を飲みながらの移動は少々大変ですが、清々しい達成感、参加者の連帯感が味わえる素晴らしい大祭です。
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即時予約可
リクエスト
受付終了
受付不可
※リクエスト予約の場合は、予約後に事業者から受付可否を連絡致します。
料金について
旅行代金
※表示価格は全て税込表示です。
※上記は基本料金になります。
※日程によって料金が異なる場合がございますので、日程を選択した後に表示される料金表をご覧ください。
料金に含まれるもの | 宿泊費、食事(朝1・昼1・夕1)、幡祭り参加費、現地移動費、直会参加費、旅行傷害保険 |
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(現地集合解散)
お支払い・キャンセルに関して
お支払い方法 |
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旅行条件書 旅行業約款 |
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キャンセルポリシー
取消日 | 取消料 |
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旅行開始日の20日前~8日前 | 20% |
旅行開始日の7日前~2日前 | 30% |
旅行開始日の前日 | 40% |
旅行開始日の旅行開始前 | 50% |
旅行開始日の旅行開始後 | 100% |
このプランの詳細情報
基本情報
最少催行人数 | 1人 |
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予約数 | ※こちらのプランは1~8名様までお申込み可能です。 |
開催期間 | 2023年12月02日〜2023年12月02日 |
予約締切 | 5日前 |
行程表
日程 | 時間 | スケジュール | 備考 | 宿泊先 | 食事 | ||
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朝 | 昼 | 夜 | |||||
12月2日(1日目) | 13:30 |
二本松市木幡地区集合 ※二本松駅からの送迎も可能ですのでご相談ください。 |
木幡地区農家民宿(男女別相部屋) ※パジャマ、歯ブラシは、ご持参をお願いいたします。 | 〇 | |||
14:00 |
幡祭り準備に参加 今回お世話になる堂舎(集落)の皆さんと一緒に竹の伐採や幡作りなど準備の段階から参加します。お祭り気分が自然と盛り上がります。 |
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16:00 |
水垢離体験へ ふんどしへ着替え、水垢離の作法や注意事項など説明を聞きます。 お神酒をいただき、神様へ感謝。 |
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17:00 |
水垢離(みずごり) ふんどし姿で軽く身体を動かし、温まったら水垢離開始 桶で13杯、17杯、23杯など奇数回浴びるのが通例 |
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19:00 |
地元の皆さんの直会(なおらい)に参加 二本松の地酒を飲みながら、地元の田舎料理などを食べて祭りを祝います。 |
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21:00 |
直会終了後、送迎車にて宿泊先へ 酒好きの宿のご主人と引き続き一杯やるのも楽しいですね! ※車でお越しの方は、直会の会場へ置いたままで大丈夫です。 |
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12月3日(2日目) | 07:30 | 朝食後、旧木幡第一小学校へ | 〇 | 〇 | |||
08:00 |
木幡の幡祭りスタート 各堂舎(集落)ごとに手作りの幡を担ぎ、山の上の隠岐津島神社を目指します。幡はかなりの重量のため、仲間内で交代しながら歩きます。 <出立式> 修祓(しゅばつ)、総大将挨拶、宮司挨拶、来賓祝辞 <出立> 幡を担いで山頂の本殿を目指して歩きます。(徒歩で3時間程度の道のりとなりますので、歩きやすい靴でご参加ください。) ※御神酒は、どんどん勧められますのでご自身の酒量を考えて遠慮なく飲んでください。 注)お車の運転がある方の飲酒は固くお断りいたします。 <鷹取場> 羽山神社参拝、胎内くぐりなどを見学 <解散式> 隠津島神社参拝 万歳三唱 |
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13:00 |
地元の皆さんと直会 お世話になった堂舎(集落)の皆様と最後の直会 |
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15:00 | 直会終了後、解散 |
備考
・あうたびスタッフは同行しませんが、現地の方がご案内致します。
・女性は水垢離体験や祭り当日に白装束への着替えはございません。
・当日は、約3時間ほど歩きますのでご了承ください。
・お車を運転される方の飲酒は、固くお断り致します。
0円(税込)
料金に含まれるもの 宿泊費、食事(朝1・昼1・夕1)、幡祭り参加費、現地移動費、直会参加費、旅行傷害保険
- 決済方法
-
銀行振込